ハラスメント
ハラスメントの中でも、税務署内の人間関係の中で生じるパワハラ・セクハラと職員の心のやまいについて書きます。
これは、毎年職員研修でも取り上げられている課題です。相談窓口もありますが、実際に利用した人の話を聞いたことはありません。
パワハラ
ひとりめ
わたし自身が、パワハラにあったことはあります。ちょうど、家を買い替えた時でもあったし、仕事を辞めたかったけど辞められないので、辛い1年間でした。
税務署の人事は、毎年7月に異動があります。人間関係が最悪な場合、一年経てば、直接的な上下関係からは解放されます。
このときの上司は、酒癖と言動が最悪でした。毎晩部下を連れて、署付近の居酒屋に繰り出し大声で騒ぎまくり、二次会三次会と飲み周り、帰れなくなると昔の部下を呼び出し送って貰うことまで度々でした。それを翌日酒の抜けない姿で自慢話するキチガイ。現代なら報道されてもおかしくない日々でした。表立って出入り禁止と言えないお店はたいへん迷惑だったろうし他のお客さんも気分最悪だっただろうと思います。
わたしに、第3子が生まれたとき、男性の育児休暇制度が無かったので、夏休みの繰り延べや年休のやり繰りで一月ほどの休暇を申請したときは、罵詈雑言でした。
勤務評価で最低をいただきました。
わたしにとっても、この勤務評価は、評価を回復するには何年もかかる重大な結果をもたらしました。
わたしは、翌年の人事で、忌まわしきこのキチガイから逃れ、別の署へ異動しました。
で、キチガイは、部下が全員異動し、新部門編成が成り立たず、異動してくる人間だけを配置して新部門を作る始末で、一年後退職になりました。我が職場でも、厳しい仕事をする部署(さ)で、仕事をしてきたことが自慢だけの人でした。
二度と会いたくない人間。
勤務評定
税務署では、昇進試験みたいな制度はありませんので、人事には、「勤務評定」は大きいと言われております。
もうひとり
このかたは、なにが優秀なのか分からないのですが、同期の中でも、トップで統括官になった人でした。
人事昇進が早いと言われた事務管理が長い人でした。
現場の調査経験がない人でした。
調査経験がない統括官は、部下が調査現場でどういう仕事をしているかを想像できない欠陥があります。
具体的な仕事の指示はしない(できない)のに「結果(税額)」だけにこだわる。
公務員の世界で出世する術や自己の成績にする術は優秀なのでしょう。
嫉妬の塊。
若きときのわたしの人事異動を全力で露骨に妨害してくれました。
二度と会いたくない人間。
セクハラ
わたしが、男性なので、自分では、自覚がありませんが、度々研修で取り上げられ、正式な相談窓口もあるので、終わることのない問題なのだと思います。
税務署の職場で仕事をする女性は、非常に優秀です。
毎年の採用試験でも女性の合格者は増加してます。
公務員の職場なので、それなりに産休制度もあるし、職場復帰して、昇進する方々をたくさん見てきました。
ただ、彼女らが、どこかでセクハラ被害にあっていたかは、わたしには分かりません。
女性が多くなってきた職場でもあるので、セクハラ問題は常に研修の課題です。
毎回毎回取り上げられております。
心のやまい
多いです。
休んでいる職員がどこの税務署にもいます。
調査に行くプレッシャーに起因するものもいます。
人間関係からのやまいもあります。
最近は
若い方に多いように思います。
回復されることを願っております。