マイナンバーカード
2023年6月現在マイナンバーカードの話題が毎日報道されてます。マイナポイントのバラマキもあって取得された方も多くなりました。
わたしは税理士となった現在は仕事上で使用する電子証明書は税理士用の電子証明書を使用しますが税理士になる前は税務署に勤務しておりましたので住基カード時代から電子証明書は持っておりました。電話などでもご質問を受けたり申告会場でもe-taxの利用の指導をしておりましたので必須アイテムでした。
今回は電子証明書の有効期限について書いてみました。
4種類の暗証番号
マイナンバーカードを申請して市区町村の窓口で本人が出頭して対面でカードの交付を受けた際にパスワードを4個設定したことを覚えてますか
署名用電子証明書暗証番号
インターネットで電子文書を送信する際などに文書が改ざんされていないかどうか等を確認することができる仕組みを署名用電子証明書といいます。具体的には税務申告する際に使用します。
利用者証明用電子証明書暗証番号
利用者証明用電子証明書とはインターネットを閲覧する際などに利用者本人であることを証明する仕組みです。
住民基本台帳用暗証番号
住民コードをテキストデータとして利用するための暗証番号
券面事項入力補助用暗証番号
個人番号や基本4情報を確認しテキストデータとして利用するための暗証番号
有効期限
マイナンバーカードの有効期限は10年間で交付されてから10年後の誕生日がプリント記載されてます。
カードは10年間使えますが交付時に設定した電子証明書の有効期限は5年となっており、電子証明書の期限が手書きされてます。
更新しないと
e-tax等の電子申請やコンビニ交付・健康保険証等に使えなくなる。
と市区町村からのお手紙には書いてあります。
対面で相手に見せる身分証明書ぐらいにか使えないとことでしょうか。
更新方法
更新は本人が市区町村窓口に出向く方法と代理人が窓口に出向くの2通りです。
電子手続きや郵送手続きはできません。
と市区町村の手紙には書いてあります。
電子証明書の有効期限前に(私の場合は7月が有効期限でしたが市区町村からの案内は5月中旬でした)市区町村から更新手続きのお手紙が転送不要郵便で届きました。対面の郵便配達でなくポストに入ってました。同封されていたお知らせには3カ月前から更新できると書いてありましたがそのできる日からひと月経過してから届きました。
同封されている書類
①電子証明書の更新手続
②有効期限通知書
③照会書兼回答書
④照会書兼回答書封入用封筒
以上4点です。
本人が手続する場合
マイナンバーカード(現物)
有効期限通知書
券面事項入力補助用暗証番号以外の3個の暗証番号のわかるもの(マイナンバーカードを交付されたときに設定したもの)をもち市区町村の窓口に行きます。市区町村によっては予約制のところもあるようです。
写真は不要です。所要時間は10分程度でした。
代理人が手続する場合
本人が照会書兼回答書に必要事項を記入し専用の「照会書兼回答書封入封筒」に封入封かんします。
必要事項とは3個の暗証番号と代理人の氏名です。
代理人は、申請者から申請者のマイナンバーカードと有効期限通知書と上記封筒をあずかり、代理人のマイナンバーカード(又は運転免許証)をもって市区町村窓口に行きます。
担当者が開封し記載された暗証番号で更新手続きをしますが誤った番号が記載されていると文書照会による再度来庁になります。
問い合わせ窓口
公式サイト マイナンバーカード総合サイト
フリーダイヤル 0120-95-0178
まとめ
マイナンバーカードも有効期限があり、電子証明書は5年で期限が到来することからその更新手続きについて説明しました。