e-tax普及 スマホ認証

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e-tax普及 スマホ認証

e-tax普及には、大きな壁が二つありました。

ひとつは、マイナンバーカード。

マイナンバー制度がはじまる前は、住基カードでした。

ふたつめは、IC・カードリーダーライタ。

どちらも、応用の効かない、汎用性ゼロの役立たずのため、国税庁が、5000円の控除をエサにしても飛びつく人は出ませんでした。
わたしは、興味もあったし、なにより質問される側でしたから、住基カードも作りリーダーライタも購入しました。

ポータルサイト スマホ版

令和になり、デジタル庁が発足したり、コロナウイルスの蔓延により、社会生活のリモートが進み、確定申告も対面方式のアナログでなく、e-taxの下地がだいぶ良くなってきました。
注目すべきは、スマホにマイナンバーのポータルサイトができたことです。

このポータルサイトにe-taxの作成コーナーからアクセスすることにより、マイナンバーの認証をしようという試みがうまく機能し始めたのが、令和3年分の確定申告だ。

マイナンバーカード普及

政府のなりふり構わないマイナンバーカード普及促進であるが、そこそこ若い事業者にも持っている人たちが増えてきた。
そして、スマホの普及率は社会活動している人たちの所持率はほぼ100%。

今までとは反応が違うと感じる

これは、確定申告だけでなく、コロナウイルスにより、ネットを利用してさまざまな政府のサービス(給付金等)にアクセスすることが多くなり、抵抗がなくなったように感じる。
何よりも、少し前までは、e-taxにチャレンジしたいとかいう人たちが、若い人(事業者)でなく、少々理科系が好きな暇を持て余した時間に余裕のある年配の方々が多かったのである。

ところが、今年は、電話相談センターにかかってくるe-taxの相談も、ID・PW方式を薦めるよりも、スマホ認証に関心を寄せる人が多いのだ。

ID・PWは、一度は税務署に本人が出向くなどしないと(ICカードリーダーライタがなければ)、貰えない。税務職員が本人確認して発行しているからだ。

マイナンバーカードは持ってるけど確定申告する経験はなかった人が、関心を寄せてくるのだ。昨年までは印刷して郵送するという人が圧倒的に大多数だったが、スマホでやれるというので質問が多い。

国税庁の動画を見よう

動画サイト一覧

スマホを使ってマイナンバーの認証

マイナンバーカードのパスワード

マイナンバーカードを利用してログインすることになるため、マイナンバーカードを市役所で発行受け取りしたときに設定したパスワード4個の一覧を手元に置いておく必要があります。

パスワードを間違えて入力するを繰り返してしまうとロックがかかり市役所に出向くことになります。

まとめ

わたしとしては、いい感じです。
何より、IC・カードリーダライタを購入しなくて済むのが良い。
汎用性ゼロのリーダライタを例えお安く購入できても年一回の確定申告のために買う馬鹿馬鹿しさは拭いきれません。機器にはバージョンアップが必須であり数年経てばOSが進化してしまいます。それが、普段使っているスマホが役立つのであればverygood。

ID・PW方式